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ローカライゼーションがグローバルビジネスに不可欠な理由

グローバル化が進み、私達は地理的な制約を受けずにモノを買えるようになりました。

今や世界中の消費者は、母国語でさまざまな製品や情報にアクセスしたいと願っています。

商品、サービス、ソリューションを提供する企業は、この要望に応えていかねばなりません。

グローバルな市場で成功するためにはツールを取りそろえ、お客様に合わせた独創的なマーケティングを行っていく必要があるのです。

一体どうやったら良いのでしょう?

ここでローカライゼーションの出番です。

「ローカライゼーションって何だろう?」「なぜ大事なの?」という疑問をお持ちなら、ぜひこの先を読み進めてください。

海外企業に進出する企業にローカライゼーションが不可欠な理由を解説していきます。

ローカライゼーションとは?

「ローカライゼーション」と「翻訳」は混同されることがありますが違う物です。

「ローカライゼーションの中のひとつが翻訳」と捉えて頂くと分かりやすいかもしれません。

翻訳とは、原文の意図を変えずにテキストをある言語から別の言語に変更する作業を指します。

一方ローカライゼーションは、コンテンツ・製品・サービスを特定の現地市場にピッタリ適応させるプロセス。

単なるテキストの翻訳にとどまらず、画像や色、フォーマット、ユーザーインターフェース、デザイン、さらには支払い方法の変更までを行う場合があります。

ローカライゼーションが重要な理由

グローバルな市場で成功するには、お客様との効果的なコミュニケーションが鍵。

そのためにはローカライゼーションが非常に重要な役割を果たします。

ローカライゼーションに力を入れることで、次の5つのメリットが得られるでしょう。

新規市場への参入が容易になる

グローバル市場に参入する際には、法的な問題、物流上のハードル、そして文化的・コミュニケーション上の障壁が立ちはだかってきますよね。

こういった問題のせいで、ビジネスはスピードダウンを余儀なくされます。

ローカライゼーションによって全ての問題を解決できないものの、文化の違いで起こるトラブルを避け、ブランドイメージに悪影響を与える問題を起こりにくくします。

さらにローカライゼーションを上手に行えば、時間をかけずに製品・サービスに注目を集めることができるでしょう。

恥ずかしい翻訳ミスも回避できます。

競争力を高める

現地の競合に対して:

海外市場に参入する際には、現地の競合と戦わねばなりません。

当然ながらあなたの会社は不利な立場に置かれるわけです。外国の会社よりも、現地の会社の方が信頼されやすいわけですから。

ですがローカライズをしっかり行っておくことで、この不利な状況を変えられます。

グローバルな競合に対して:

海外市場にはグローバルな競合もいます。

もし彼らがローカライズに力を入れていなければ、あなたの会社のほうが有利であることは歴然としています。

新たな市場でも確固たる地位を築けるでしょう。

顧客満足度の向上

ローカライズを通じて、顧客満足を第一にしていくことができます。

理解しやすく、また満足のいく方法でお客様のニーズを満たしてあげれば、お客様があなたの製品やサービスをリピートする可能性は高まるでしょう。

ユーザーマニュアル・支払い方法、カスタマーサポートといった全てのプロセスをローカライズしておけば、お客様は再購入の決定を下しやすくなります。

ブランドヘの忠誠心の向上

満足のいく【ユーザー体験】を提供するとブランドに対して信頼が産まれます。

お客様の言葉でコミュニケーションを取り、お客様に合わせて製品をアップデートしていけば、お客様はあなたの製品への信頼を深めていってくれます。

この信頼は、やがて忠誠心に変わっていくでしょう。

満足した顧客は忠実なサポーターとして、あなたの製品を支持し続けてくれます。

収益の増加

効果的なローカライズを行えば、人目に触れるチャンスを確実に増やせます。

コンテンツを目にしてくれる人が増えれば、当然収益アップにつながっていくでしょう。

TMS(翻訳管理システム)を使ってコンテンツのローカライズを進めれば、機械翻訳などのテクノロジーを活用でき、ローカライズ・翻訳を最大限に効率化できます。

こうした投資は大きなリターンを産みだすので、社内でも高く評価されるでしょう。

次に行うべきこと

グローバル市場に目を向けているなら、ビジネス戦略の中にローカライゼーションを取り入れない手はありません。

ローカライゼーションによって文化の壁を消し去り、新たな市場に参入しやすくなります。

今回はローカライゼーションがなぜ重要かを解説しましたが、いかがでしたか?

この後は、実際にローカライズを導入するために最適なテクノロジーを検討していく必要があります。

そのためには社内を説得するプロセスが必要になりますが、次回はこの部分を解説していきますね。

河野友見 (Tomomi Kawano)
河野友見 (Tomomi Kawano)

日本語コンテンツ作成担当。翻訳者としてMemsourceを愛用してきた経験を活かし、ユーザー目線に立った実用的で分かりやすいコンテンツを発信中。